仕事に就けるか不安…
山形で仕事につけるか不安な方へ
山形県の生活事情は、気候や文化などの環境面から大まかな様子が見えてきます。移住する場合、住みやすさも大事ですが仕事があるかどうかが心配ですよね。そこで、山形県の求人や県内で働く人が多い業種、役立つ資格などについてご紹介します。
山形県の有効求人倍率
正社員の仕事があるかどうかは、移住を考えるにあたって重要なポイントですよね。この点で山形県はどうなのでしょうか。山形県の有効求人倍率は、平成29年11月の段階で1.66倍です。同じ年の全国平均が1.56倍なので、山形県の雇用情勢はまずまずといったところでしょうか。山形県が調査したところ、県内の事業所の47.1%で正社員が不足していることがわかりました。
山形県で働く人たちはどんな仕事をしているの?
山形県には、2016年現在で6万社近い企業があって、民間事業所はそのうちの5万8千社近くを占めています。注目ポイントは、働く女性が多いことです。山形県で働く人の総数の46%が女性で、これは全国平均の44.2%を上回る数字です。
平成26年の産業別従業者数は、第1次産業の農業や林業、漁業に従事する人で約5,400人、第2次産業の建設業や製造業で約15万人でした。圧倒的に多かったのは、情報通信業や医療福祉、卸売業、小売業、金融業などの第3次産業で、従業者数は約32万5千人です。山形県内だけで比較すると第1次産業と第2次産業の人数が少ないように見えますが、全国平均と比較するとどちらも少し多いんですよ。
資格はあったほうがいい?
知らない土地で転職するのは誰でも少し不安ですよね。確実に職を確保するためにも、なにか資格があったほうがいいのでは?と思うこともあるでしょう。山形県で働くために役立つ資格を目指すなら、介護系の資格が断然おすすめです。理由はやはり高齢化です。高齢者が多ければ介護施設の数もそれなりに多く用意しなければなりませんが、肝心の職員の確保がとても大変なんです。資格としての難易度もそこまで高くないので、介護業界未経験の人にもおすすめですよ。
稼げる資格ということであれば、医師や看護師などの医療系資格がやはり有利です。医療系の資格の場合は思い立ってすぐに取得できるというものではありませんが、資格を持っているならそれを生かす道はあります。地方で働く場合、畜産系の資格があると公務員の職が見つかることもあります。観光地が多いので、ガイドやインストラクター系の資格もあると役立つかもしれません。数えあげればいろいろな資格がありますが、結局のところは一番入り口が広くて資格が取りやすいのは介護系です。移住に備えて、取りやすい資格からコツコツ勉強してみてはいかがでしょうか。
鮮やかな四季が見どころの山形で暮らそう
自然と人間が調和している街
人口約11万2千人の山形県は、東北地方の日本海側にある自然豊かなところです。県内には庄内、最上、村上、置賜の4つのエリアがあり、地域によって気候や文化が異なっています。日本百名山に選ばれている蔵王や月山、飯豊、朝日、吾妻、鳥海などの山々や、母なる川として親しまれている最上川など自然豊かな場所が多く、観光スポット各所やさくらんぼなどの名産品、有名な伝統工芸品など、ご当地ならではの魅力が随所にあります。
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