自然と人間が調和している街
山形県ってどんなところ?
山形県は、東京から北へ約300km、東北地方の日本海側にあります。山形新幹線を使えば、東京からは3時間ぐらいでいくことができます。山形県は街も自然も魅力いっぱいで、知れば知るほど好きになること間違いなしです。
人口約110万2千人の山形県には、置賜、村山、最上、庄内の4つのエリアがあって、地域ごとに言葉や食べ物などの文化が違います。日本百名山にも数えられている、蔵王や月山、飯豊、朝日、吾妻、鳥海など、ダイナミックな自然が山形県では日常の風景です。登山やトレッキングスポットとしても人気で、全国から多くの人が遊びにきます。
山形県の名産といえば、なんといってもさくらんぼですよね。日本国内で生産されるさくらんぼのうち、約7割は山形県産なんです。おいしいさくらんぼを実らせることができる山形県の自然は、四季折々にいろんな顔を見せてくれます。「母なる川」として地元で親しまれている最上川のきれいな水が、盆地を静かに流れています。人の心を強力に惹きつける魅力が、山形県にはたくさんあるんですよ。
その昔、松尾芭蕉は「奥の細道」の156日間のうちの3分の1の期間を山形県で過ごしました。「山寺」で句を詠んだのも有名な話です。山形という地名は、平安初期の「和名類聚抄(わみょうるいじゅうしょう」の中に記載されている「山方(やまがた)卿」に由来しているといわれています。山形市の南側にある蔵王や龍山など、山岳信仰で有名な山々が関係していたのかもしれませんが、真相は不明のままです。
山形という地名は一度消えますが南北朝時代に政治拠点となってから、土地売買の際に山形という地名が再び使われるようになったようです。食べ物はどうしてもさくらんぼが目立ちますが、実は中華そばの消費支出額が日本一なんです。蕎麦店でおいしいラーメンが出てくるのも、山形県ではそんなに珍しくない光景です。直径6.5mの巨大鍋で作る芋煮も山形県の名物です。食べ物以外だと、山形鋳物や置賜紬、天童将棋駒、羽越しな布など、有名な伝統工芸品がたくさんあります。
山形県での暮らし
山形県で暮らすとなれば、現地の生活事情はかなり気になりますよね。当然ながら、首都圏の大都市部と山形県とでは環境も気候もまったく違います。気候については、「夏は暑くて冬は寒い」です。海側や平野部の雪は少ないですが、山のほうへいくとすっかり豪雪地帯です。おいしいさくらんぼがたくさんできるのも、1日の寒暖差や季節の差がくっきりしている気候があるからなんですよ。同じ山形県でも住む場所によって気候がまるで違うので、このあたりは移住前にしっかりチェックしてくださいね。
鮮やかな四季が見どころの山形で暮らそう
自然と人間が調和している街
人口約11万2千人の山形県は、東北地方の日本海側にある自然豊かなところです。県内には庄内、最上、村上、置賜の4つのエリアがあり、地域によって気候や文化が異なっています。日本百名山に選ばれている蔵王や月山、飯豊、朝日、吾妻、鳥海などの山々や、母なる川として親しまれている最上川など自然豊かな場所が多く、観光スポット各所やさくらんぼなどの名産品、有名な伝統工芸品など、ご当地ならではの魅力が随所にあります。
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