おすすめエリアはココ!
まずは山形市の住みやすさをチェック
山形県の生活事情は、気候や食文化などの環境によって少しずつ違います。そのあたりのことをしっかりと理解したら、次は住む場所について具体的に考えてみましょう。今回は、移住におすすめのエリアをいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
人口約25.5万人の山形市は、人口が多いだけに病院や銀行、日用品を買うことができるお店が充実している便利な街です。山形特有の雄大な自然と利便性を兼ね備えていて、地元の人にも移住者にも安定の人気です。街の中でも空気はとてもキレイで、山々に囲まれた景観も抜群です。
山形県は台風や地震が少ないことから、震災をきっかけに山形市へと避難してきた人たちがそのまま定住しているケースも多いんですよ。移住者が定住したいと思うのは、自然環境のよさだけではなく地元の人々があたたかいからです。市内に子ども向けの大型施設ができてからは、子育て世帯からの評価も一気に上昇しました。
高齢者福祉ももちろんしっかり取り組んでいるので、一生安心して暮らせる街です。
市内には、蔵王温泉や山寺、霞城公園など観光スポットも多く、全国的にも有名な花笠祭りが開催されます。まずは山形市のことを知って、そこを基準に他の地域をチェックしていくと絞り込みやすくなりますよ。
最上川が流れる新庄市も要注目
人口約4.1万人と、山形市に比べるとかなり人が少ない新庄市は、静かな環境と地域の人のよさが魅力の街として、子育て世帯からの評判も上々の町です。注文住宅を建てる予定があるなら、助成制度を活用すると助成金を受け取れます。
人口こそ少なめですが、買い物や通院などの日常生活に不自由することはありません。地方のいいところと街のいいところがちょうどよく混ざり合っていて、時間の流れがゆっくりと感じられますよ。東山公園は、小さな子どもがいる家族連れに大人気のレジャースポットです。最上川の河川敷を歩けば、豊かな自然のエネルギーを身体全体で感じることができます。
今後注目の街もチェック
山形県では今回ご紹介した山形市や新庄市が人気ですが、これから人気がジワジワ伸びると予想されている街もあるんです。子育てしやすい環境という観点なら、酒田市や寒河江市がおすすめです。
酒田市は人口11.9万人で、子どもの遊び場や教育機関が充実しています。山形市に近い寒河江市の人口は4.3万人と小規模ですが、全体のバランスがほどよい街です。東根市には空港があるので、他県へのアクセス重視なら穴場かもしれません。空港の他にも、さくらんぼ農場やレジャー施設、駅近の公園など家族で楽しめる場所がいろいろあります。地方へ移住するとなるとどうしても目立つ街や人気が高そうな街に注目してしまいますが、発展途上の街の将来を予想しながら住むところを決めるのもおすすめですよ。
鮮やかな四季が見どころの山形で暮らそう
自然と人間が調和している街
人口約11万2千人の山形県は、東北地方の日本海側にある自然豊かなところです。県内には庄内、最上、村上、置賜の4つのエリアがあり、地域によって気候や文化が異なっています。日本百名山に選ばれている蔵王や月山、飯豊、朝日、吾妻、鳥海などの山々や、母なる川として親しまれている最上川など自然豊かな場所が多く、観光スポット各所やさくらんぼなどの名産品、有名な伝統工芸品など、ご当地ならではの魅力が随所にあります。
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