歴史と自然を豊かに感じる山形へいらっしゃい!

山形県で生産されている伝統工芸品

山形県の歴史ある伝統工芸品


平安時代から受け継がれた伝統技術「山形鋳物」

山形県に5つ登録されている伝統的工芸品の一つが、起源が約950年前の平安時代といわれている「山形鋳物(やまがたいもの)」です。山形県の土壌は鋳物に適しており、日用品や仏像などが作られてきました。現在では海外にも販路を広げており、特に茶の湯釜のシェアは日本でも最上級クラスです。薄手で繊細な肌合いが評判を呼んでいます。茶の湯釜をはじめとする工芸品などの「工芸鋳物」と、農機具や機械部品などを製造する「機械鋳物」の2つの分野に分かれ、伝統が受け継がれていることが特徴的です。

平安時代から受け継がれた伝統技術「山形鋳物」

熟練の技が生み出す染めと織りの融合「置賜紬」

次は、山形県の3地域の織物を指す「置賜紬(おいたまつむぎ)」です。共通点だけでなく、相違点もあります。それは、置賜地方の「米沢」「白鷹」「長井」の土地で育まれた、それぞれの技術や技法が受け継がれていることです。一方で共通点となるのは、「先染め」で先に糸を染め、「平織り」で手間をかけ織りあげることといえます。現在は、着物や帯、袋物、洋服の生地と幅広く展開中です。

熟練の技が生み出す染めと織りの融合「置賜紬」

将棋駒の生産日本一がつくる「天童将棋駒」

「天童将棋駒(てんどうしょうぎごま)」も忘れてはなりません。江戸時代から生産が始まったといわれており、今では全国の多くの将棋駒生産を誇っています。藩の財政難により武士の内職として行っていた時期がある、興味深いエピソードが印象的です。文字は、山形県の良質な漆を使って書かれています。材料となる木は、ツゲやイタヤカエデなどです。木目の綺麗さにより、価格は変動します。プロ棋士向けの高価なものだけでなく、初心者向けの将棋駒も多いので購入しやすいです。

将棋駒の生産日本一がつくる「天童将棋駒」

良質なシナノキの皮から織られる「羽越しな布」

「羽越しな布(うえつしなふ)」は、隣り合う山形県鶴岡市と新潟県村上市で生産される織物を指します。手作業でシナノキなどの木の樹皮から糸を作り、布状に織るため、約1年近くの時間と手間がかかる一品です。素朴な風合いや手触りが特徴的で、耐久性も高く、バッグやのれんなどさまざまなものに加工され販売されています。

良質なシナノキの皮から織られる「羽越しな布」

職人の巧みな技が施されている「山形仏壇」

最後にご紹介する「山形仏壇(やまがたぶつだん)」は、木や漆(うるし)といった天然素材を使用しているため温かみを感じられます。釘や接着剤などを使わず、作りが頑丈です。宗派によって形が違うため、さまざまな姿が拝めます。近年では、海外産をはじめ安価な仏壇の登場により厳しい状況下にあり、現代的な住まいの空間に合うサイズや、洋室にも合うデザインが誕生しました。このように、新しい山形仏壇を研究し、 新たなニーズの開拓にも力を注いでいるとのことです。

職人の巧みな技が施されている「山形仏壇」

鮮やかな四季が見どころの山形で暮らそう

自然と人間が調和している街

人口約11万2千人の山形県は、東北地方の日本海側にある自然豊かなところです。県内には庄内、最上、村上、置賜の4つのエリアがあり、地域によって気候や文化が異なっています。日本百名山に選ばれている蔵王や月山、飯豊、朝日、吾妻、鳥海などの山々や、母なる川として親しまれている最上川など自然豊かな場所が多く、観光スポット各所やさくらんぼなどの名産品、有名な伝統工芸品など、ご当地ならではの魅力が随所にあります。

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