生活事情に迫る！山形県の生活環境

山形県の生活事情は、住んでいる地域によって違いがあります。4つに分かれたエリアには、雪が少ない地域もあれば豪雪地帯もあります。雪は少ないものの寒暖差が激しかったり、夏は暑くて冬は寒かったりと、同じ山形県でも気象がそれぞれ特徴的です。物価については、全国平均と比較して高い水準で特に水道光熱費は全国2位の高さです。2カ所の空港と新幹線、在来線があり、交通機関は充実しています。ただし、日常生活には車があったほうが便利です。

山形県には庄内、最上、村上、置賜の4つエリアがあり、それぞれ気候や食文化が異なっています。住む場所を決めるときには、周辺の環境についてよく調査しましょう。山形市は移住者に人気の定番エリアで、利便性と自然の両方を兼ね備えています。山形市よりも静かな環境を求めるなら、最上川が流れている新庄市もおすすめです。酒田市や寒河江市、東根市など、これから人気が高まっていくことが予想されている地域も要チェックです。

山形県の有効求人倍率は高水準です。県の調査によれば、事業所お47.1％で正社員が不足していることがわかっています。産業別に見ると、情報通信業や医療福祉などの第3次産業が最も多く、第2次産業、第1次産業と続きます。高齢化が進んでいる山形県内で働くために役立つ資格は、求人の多い介護系の資格です。医療系の資格やガイド、インストラクターなど、あれば役立つ資格もありますが、需要と難易度のバランスで考えると介護系がおすすめです。