意外と知らない山形県の魅力
山形県には、意外な魅力がたくさんあります。自然豊かな土地であることは誰もが知るところですが、庄内、最上、村上、置賜の4つにエリアが分かれていて、それぞれ生活事情が異なることはあまり知られていないかもしれません。同じ県内でも場所によってさまざまな顔を持つだけに、季節ごとの魅力にもバリエーションがあります。ご当地グルメはさくらんぼが有名ですが、その他にも玉こんにゃくや芋煮、麦切りなどの家庭料理があります。
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東北地方の日本海側にある山形県は、東京から北へ約300km、新幹線なら約3時間で行くことができます。人口は約110万2千人で、地域によって気候や言葉、食べ物が異なる多彩な土地です。日本百名山に選ばれている山々や美しい最上川など、自然豊かな土地と寒暖差が激しいはっきりとした気候は、さくらんぼの生育に最適です。さくらんぼの生産量は日本一で、全体の約7割を占めています。食べ物以外にも伝統工芸品で有名なものがいくつもあります。
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山形県には、四季を通じて楽しむことができる魅力的な観光スポットが数多くあります。春は桜、夏は果物狩りや登山、秋には美しい紅葉、冬は雪景色と温泉などを楽しめます。ドラマ「おしん」の舞台となった温泉地は、大正ムードが今も残る人気の観光スポットです。近年は、「庄内から世界に誇る夢の水族館」というコンセプトの鶴岡市立加茂水族館の人気も急上昇中です。どんなときにいっても楽しめる山形県での生活は、豊かな自然のめぐみに溢れています。
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ご当地グルメは、山形県の魅力を語る上で欠かせません。地元で愛されている食文化について知ることは、地元の生活事情を知るヒントにもなります。ご当地グルメとして、醤油の味がよくしみたアツアツの「玉こんにゃく」、東北地方では定番の「芋煮」や家庭料理の「麦切り」、山形県の名産品として全国的に有名な「さくらんぼ」をご紹介します。素朴だけど絶品ばかりの山形ご当地グルメは、一度食べればファンになること間違いなしです。
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山形県には歴史的価値のある有名な伝統工芸品が、いくつもあります。伝統工芸品とは、金工品や織物など、長年受け継がれている技術や技法が用いられた工芸品のことです。伝統工芸品のなかでも、経済産業大臣が認定したものを「伝統的工芸品」といいます。たとえば、『メインとなる原材料が100年以上継続的に使われている』といった内容で厳選され、歴史的価値がある伝統工芸品です。すでに登録されている5つをご紹介していきましょう。
鮮やかな四季が見どころの山形で暮らそう
自然と人間が調和している街
人口約11万2千人の山形県は、東北地方の日本海側にある自然豊かなところです。県内には庄内、最上、村上、置賜の4つのエリアがあり、地域によって気候や文化が異なっています。日本百名山に選ばれている蔵王や月山、飯豊、朝日、吾妻、鳥海などの山々や、母なる川として親しまれている最上川など自然豊かな場所が多く、観光スポット各所やさくらんぼなどの名産品、有名な伝統工芸品など、ご当地ならではの魅力が随所にあります。
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